はじめに
「もう無理…今すぐ辞めたい!」
そんなときに頼れるのが 退職代行サービス。
でも、退職代行で辞めたら 失業保険がもらえなくなるんじゃ? と心配する方も多いです。
結論から言うと――
退職代行を利用しても失業保険はきちんともらえます。
ただし、いくつか注意点がありますので、順番に見ていきましょう。
1. 退職代行を使っても「自己都合退職」扱い
退職代行は、会社とのやりとりを代行してくれるだけで、退職の種類自体は変わりません。
ほとんどのケースで 「自己都合退職」 になります。
自己都合退職の場合:
- 待期期間:7日間
- 給付制限:原則2か月(2020年10月以降に短縮)
つまり、辞めた直後からすぐ失業保険が出るわけではなく、最短でも 2か月+7日後から支給開始 になります。
2. 失業保険を受け取る流れ
- 会社から離職票を受け取る
- 退職代行サービスが会社とやり取りしてくれるので、後日、自宅に郵送されるケースが多いです。
- ハローワークで手続き
- 離職票、マイナンバーカード、印鑑、写真(縦3cm×横2.5cm)などを持参。
- 受給資格の決定
- 「雇用保険受給資格者証」が発行されます。
- 失業認定を受ける
- 4週間に1回、ハローワークで「求職活動の報告」をします。
- 失業保険の振込開始
3. 即日退職した場合の注意点
- 会社からの書類の遅れ
→ 退職代行が入っても、離職票は会社が作成するので時間がかかる場合があります。 - 給付制限の2か月間
→ 貯金や他の収入源を意識しておくことが大切。 - 特定理由離職者になれるか?
→ パワハラ・セクハラ・未払い残業代などが証明できれば「会社都合」に近い扱いで、待期期間だけで済む可能性もあります。
まとめ
- 退職代行で辞めても失業保険はもらえる!
- 基本は 自己都合退職 → 2か月+7日の待ち時間あり
- 離職票が届いたらすぐハローワークへ!
- 会社都合に当てはまるかどうか確認すると有利
「すぐに辞めたい」「でも生活費が心配」という人も、制度を知っておけば安心です。
退職代行と失業保険、両方をうまく活用して、次のステップに進みましょう。
失業保険の受給に関しても退職代行サービスなら、しっかり相談に乗ってくれます。
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