仕事で同じミスを繰り返すと、「またやってしまった」と強く落ち込んでしまいますよね。
前にも注意された内容なら、なおさら自分を責めたくなると思います。
- また同じミスをしてしまった。どうしたら繰り返さなくなるんだろう
- 自分は仕事に向いていないのかな
- このまま仕事を続けても大丈夫なのかな
このように考えてしまうと、仕事中だけでなく、出勤前や帰宅後まで気持ちが重くなることがあります。
私も以前、確認作業の多い仕事で同じようにミスを繰り返した経験があり、「もっと気をつける」だけでなく、確認する仕組みや仕事との相性を見直すことも大切だと感じました。
この記事では、仕事で同じミスを繰り返して落ち込んだ時に私が試した対処法と、それでも仕事を続けるのが難しい時に考えたい選択肢を整理します。
同じミスを繰り返して落ち込んだ時にすぐ試せる対処法
同じミスをした直後は、自分を責め続けるよりも、まず気持ちを落ち着けることが大切です。
焦ったまま原因を考えると、「向いていない」と大きく考えすぎてしまうことがあります。
ミスが起きた流れを整理し、次に確認できる仕組みに変えるために、私が試した対処法を紹介します。
落ち込んだ時は、一人になれる場所で気持ちを切り替える

ミスをした直後は、一人になれる場所へ移動し、気持ちを落ち着けることが大切です。
具体的には、次のようなことを試してみてください。
- トイレや休憩スペースなど、一人になれる場所へ移動する
- 空を見る、水を飲む、好きなお菓子を食べるなど気分を変える
- 深呼吸してから、報告する内容や次にやることを整理する
私もミスを繰り返して落ち込んだ時は、一人になれる場所へ移動していました。
空を見たり、好きなお菓子を食べたり、深呼吸をしたりするだけでも、少し気持ちを落ち着けることができます。
一人になるのは逃げるためではなく、落ち着いて報告し、次の行動を整理するための準備です。
必要な報告がある場合は、気持ちを整えたあとで早めに伝えましょう。
ミスした内容と原因を書き出し、確認項目に変える

同じミスを減らすには、ミスの内容と原因を書き出し、次に確認する項目へ変えることが大切です。
やることは、難しく考えなくて大丈夫です。
- 何を間違えたのかを短く書く
- なぜ起きたのかを「状況」で分けて考える
- 次に同じ作業をする時の確認項目に変える
確認しようと思っていても、忙しさや焦りで抜けてしまうことがあります。
入力ミスなら「元データと照合する」、添付忘れなら「送信前に添付を確認する」など、ミスした内容を確認項目に変えましょう。
原因は「注意力がない」ではなく、「急いでいた」「確認する順番が決まっていなかった」と状況で分けることで、私の場合も次の対策につなげやすくなりました。
一度に複数の作業を進めず、1つずつ終わらせる

確認漏れを減らすには、一度に複数の作業を進めようとせず、できるだけ1つずつ終わらせることが大切です。
複数の作業を頼まれた時は、まず次の3つを確認してみてください。
- 頼まれた作業の優先順位を確認する
- 締め切りを確認して、急ぎの作業から進める
- 作業を切り替える前に、どこまで終わったかメモする
複数の作業を同時に頼まれると、全部を抱え込みたくなることがあります。
ただ、優先順位や締め切りを確認して一つずつ進めることで、確認漏れを減らす助けになりました。
同時進行を完全になくすのは難しくても、できるだけ1つずつ区切って終わらせることで、確認漏れを減らす助けになります。
同じミスを繰り返さないために、働き方や環境を整えよう
すぐできる対処法を試したら、次は同じミスを繰り返さないための仕組みを整えていきましょう。
ミスを減らすには、その場の反省だけでなく、普段の作業の進め方や確認の流れを見直すことが大切です。
ここでは、自分の作業手順を整理する方法と、業務量が適切か確認する方法、担当業務の変更や部署異動も含めた考え方を紹介します。
手順を整理し、自分用の業務マニュアルを作る
業務の流れがあいまいな時は、手順を整理し、自分用のマニュアルを作ることが役立ちます。
マニュアルを作る時は、次の3つを意識すると整理しやすいです。
- 作業の流れを最初から最後まで書き出す
- 間違えやすい場所や確認する場所をメモする
- 分からない部分は上司や先輩に確認して追記する
作業全体の流れを書き出すと、間違えやすい場所や確認した方がよい場所が見えてきて、作業の流れも整理できました。
自分用のマニュアルはきれいに作る必要はなく、まずはメモで十分です。
書き出せない部分は上司や先輩に確認し、正しい手順を残しておきましょう。
自分用マニュアルを見てもらい、業務量が適切か確認する
自分用マニュアルを作ったら、信頼できる上司や先輩に見てもらい、業務量が適切か確認することも大切です。
見てもらう時は、次のように相談すると伝えやすいです。
- マニュアルを作って確認しているのに、ミスが起きていることを伝える
- 確認時間まで含めると、どれくらい作業時間がかかるか整理する
- その作業時間をもとに、今の業務量が適切か相談する
一度でも自分用マニュアルを見てもらうと、自分では気づけなかった確認ポイントだけでなく、確認時間を含めた業務量についても相談できます。
自分の努力不足と決めつける前に、作業量そのものが現実的かを確認してみましょう。
無理なく続けられる手順や作業量に整えるためにも、周りの人の視点を参考にしてみてください。
ミスが続く場合は、担当業務の変更や部署異動も考える
対策しても同じミスが減らない時は、担当業務の変更や部署異動も含めて考えることが大切です。
たとえば、次のような状態が続いているなら、今の担当業務が自分に合っているか見直すサインかもしれません。
- 何度確認しても、確認漏れが起きてしまう
- 担当業務の内容と自分の得意・不得意が合っていない
- 相談しても担当内容が変わらず、同じ状況が続いている
確認項目や自分用マニュアルを作っても同じようなミスが続くなら、努力不足だけで考えない方がよい場合もあります。
私も、確認が多い仕事では気をつけても抜けてしまうことがあり、仕事との相性を考えることも必要だと感じました。
相性の良い仕事が別にある場合もあるので、上司や人事に相談して、担当業務の変更や部署異動など、変えられる部分があるのか確認してみましょう。
それでも状況が変わらず、出勤前から気持ちが重い状態が続くなら、今の環境を無理に続ける以外の選択肢も考えてよいでしょう。
そのまま続けるのが難しい時は、退職も選択肢に入れていい
対策を試したり、働き方の見直しを相談したりしても、そのまま仕事を続けるのが難しいと感じる時は、退職を選択肢に入れて考えてもよいです。
同じミスをしただけですぐ退職を考える必要はありませんが、苦しさが続くなら、今の環境を離れることも選択肢になります。
ここでは、退職を考えてもいいケースや、伝え方、退職しにくい時の相談先を整理します。
退職を選択肢に入れてもいいケース
退職を考えるかどうかは、ミスの回数だけでなく、心身の負担が続いているかで見ることが大切です。
退職を選択肢に入れてもいいケースとしては、次のようなものがあります。
- 対策しても同じようなミスが続き、心身の負担が大きい
- 相談しても業務量や担当内容が変わらない
- 出勤前から気持ちが重く、仕事を続けるのがつらい
出勤前から強い不安がある、仕事のことを考えるだけで苦しくなる、休みの日も不安が離れないなら、環境を変えることも考えてよいでしょう。
一方で、原因がはっきりしていて改善策を試せそうな場合や、上司に相談して業務量・担当内容を調整できそうな場合は、すぐに退職を決めなくてもよいでしょう。
ただ、「自分が我慢すればいい」と思い詰める前に、選択肢として持っておくことは大切です。
退職の伝え方と、引き止められた時の断り方を確認する
退職を伝える時は、理由を細かく説明しすぎず、退職の意思と希望時期を落ち着いて伝えることが大切です。
| 場面 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 退職を切り出す時 | 退職についてご相談したく、お時間をいただきました。 |
| 理由を聞かれた時 | 今後の働き方を考えた結果、退職の方向で考えています。 |
| 引き止められた時 | 考えたうえで決めたことなので、退職の方向で進めさせてください。 |
退職理由をすべて説明する必要はありません。
引き止められると気持ちが揺れることもありますが、退職の意思と希望時期はぶれないように心がけましょう。
それでも話を聞いてもらえない場合は、一人で抱え込まず、別の相談先を考えてもよいでしょう。
退職しにくい時は、退職代行も相談先のひとつになる
退職を自分で伝えるのが難しい時は、退職代行も相談先のひとつとして考えられます。
たとえば、次のような状態なら、一人で抱え込まないことも大切です。
- 上司に退職を言い出すのが怖い
- 引き止められるのが不安
- 会社と直接やり取りする気力が残っていない
一人で考えていると不安が大きくなることもあるため、退職代行に相談することで、退職手続きに関する悩みが整理されることもあります。
焦って決める必要はありませんが、自分の状況に合う相談先かどうかを確認してみるとよいでしょう。
退職代行サービスが気になる人は、比較記事もあわせて確認してみてください。
同じミスで落ち込んだ時こそ、慌てず自分に合った方法を整理しよう
同じミスを繰り返すと、自分を責めたくなります。
でも、落ち込んでいる時は、一人で考え続けるほど気持ちが重くなることもあります。
まずは気持ちを落ち着け、ミスした内容と原因を書き出してみてください。
そのうえで、自分用のマニュアルを作ったり、信頼できる人に見てもらったりして、確認の仕組みを整えていきましょう。
それでもミスが減らず、仕事を続けるのがつらいなら、担当業務の変更や部署異動も含めて働き方を見直すことも大切です。
退職を含めて環境を変える選択肢を持っておくことは、自分を守ることにもつながります。
退職代行を選ぶ時は、料金だけでなく、相談できる内容やサポート範囲も見ておくと安心です。

